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親の遺品を整理していたら、止まったままの腕時計が出てきた。遺品の時計の電池を替えて形見にするか、それとも売るか、すぐには決められないですよね。
結論から言うと、急いで決めなくて大丈夫です。だれかが着けるなら電池交換、だれも着けないなら電池を替えずに査定に出す、という分け方で考えると気持ちの整理がしやすくなります。
ここでは、遺品の時計の分け方と、電池交換・売る時の進め方を順番に紹介します。
父の時計が何本も出てきたんです。全部止まっていて、電池を替えた方がいいのか分からなくて…。
まずは1本ずつ、だれかが着けるかどうかを家族で話してみましょう。着けない時計は、電池を替えずにそのまま査定に出すこともできますよ。
遺品の時計は「着ける・残す・売る」に分ける
- 家族のだれかが着けるなら、電池交換して使う
- 着けないけれど手元に置きたいなら、形見として残す
- だれも着けず、残す予定も無いなら、売ることを考える
- 迷う時計は、決まるまで分けておく
遺品の時計は、金額だけでは決めにくいものです。思い出の深さも、家族によって違いますよね。
だから最初に、時計ごとに「だれかが着けるか」「残したいか」を家族で確かめておくと、あとで気まずくなりません。
| 分け方 | 向いている時計 | 次にすること |
|---|---|---|
| 着ける | 家族のだれかが毎日使いたい | 時計店で電池交換を頼む |
| 残す | 着けないが、思い出として手元に置きたい | 電池を外してもらうか、替えて保管する |
| 売る | だれも着けず、残す予定も無い | 電池を替えずに査定に出す |
| 決めない | 家族の意見がまだまとまらない | 時計を1か所にまとめて保管する |
止まった遺品の時計、電池交換はした方がいい?
『止まっているなら、とりあえず電池を替えた方がいいのかな』と思いますよね。答えは、その時計をどうしたいかで変わります。
着ける時計なら、電池交換をして使いましょう。売る時計なら、電池は替えなくて大丈夫です。
日本時計協会は、電池がなくなり止まった時計を長期間放置しないよう注意しています。止まった後も回路に小さな電流が流れ続けて、電池が漏れやすくなるからです。残す時計は、店で電池を替えるか外してもらうと安心です。くわしくは止まった時計の電池は液漏れする?で紹介しています。
そもそも電池で動く時計?
遺品の時計の中には、電池を使わない時計もあります。ゼンマイで動く自動巻きや手巻きの時計です。
電池式の時計は、秒針が1秒ずつ動くものが多く、電池が切れると止まります。自動巻きの時計は、腕に着けて動かすことでゼンマイが巻かれる作りです。
| 見る所 | 電池式(クォーツ)の手がかり | 自動巻き・手巻きの手がかり |
|---|---|---|
| 文字盤や裏ぶたの表記 | 「QUARTZ」などの表記があることが多い | 「AUTOMATIC」などの表記があることが多い |
| 止まる前の動き | 秒針が2秒ごとに動いてから止まることがある | しばらく着けないと止まる |
| 店で聞くと | 電池交換で動くか見てもらえる | 電池交換ではなく、修理の相談になる |
表記がどちらとも分からない時は、時計店で「電池式か、ゼンマイで動く時計かを見てもらえますか」と聞いてみてください。
自分で裏ぶたを開けるのは避けましょう。シチズンは、自分で裏ぶたを開けると内部にゴミやホコリが入り、止まりの原因になったり防水性を損なったりするおそれがあると案内しています。
ブランドや型番を確かめる手がかり
『どこのブランドか分からない』『古すぎて何も分からない』という遺品の時計もありますよね。
- 文字盤に書かれたブランド名やマーク
- 裏ぶたに刻まれた文字や番号
- 時計が入っていた箱や袋
- 保証書や取扱説明書
- 一緒に保管されていた余りのコマや付属品
付属品がそろっていなくても、売ることはできます。ブランドリバリューは、箱や保証書、余りコマが無くても問題ないと案内しています(公式サイトの2026年9〜10月時点の案内)。なんぼやも、本体だけで買取可能と公式FAQで答えています。
ブランドが分からなくても、買取店のLINE査定などで写真を見てもらうと、目安を聞けることがあります。古い時計の電池交換については古い腕時計の電池交換で紹介しています。

家族で決めておきたいこと
遺品の時計は、自分ひとりで決めてしまうと、あとで『あの時計、欲しかったのに』と言われることも。売る前に、家族で少しだけ話しておくと安心です。
兄弟で分けるとなると、どう話を切り出せばいいか迷います。
「着けたい時計があったら教えて」と一言かけるだけでも十分ですよ。写真を撮って送っておくと、離れて住む家族とも話しやすくなります。
| 決めておくこと | 話し合う時の言い方の例 |
|---|---|
| 着けたい人がいるか | 「この時計、着けたい人はいる?」 |
| 形見として残す時計 | 「1本は残しておこうか」 |
| 売る時計とその窓口 | 「着けない物は査定に出してみるね」 |
| 売った後の分け方 | 「売れたら、どう分けるか決めておこう」 |
売ると決めた時計の進め方
家族で話して「売る」と決まった時計は、電池を替えずにそのまま査定に出せます。
なんぼやは、公式FAQで電池切れの時計は「電池交換はせず、そのままお持ちください」と答えています。ブランドリバリューも、電池交換をしていない時計でも買い取れると案内しています。
遺品の時計を売るのは、なんだか申し訳ない気がしてしまいます。
そう感じるのは自然なことです。だれも着けずにしまっておくより、大切に使ってくれる人の手に渡ると考える方もいますよ。
- 売る時計を家族で決めて、1か所にまとめる
- 電池は替えず、止まったままにしておく
- 箱や保証書など、一緒に出てきた付属品をそろえる
- LINE査定などで、写真を送って目安を聞く
- 本人確認書類を用意して、宅配・出張・店頭のどれかで売る
遺品の時計は何本も出てくることが多いので、家に来てもらう出張買取も選びやすい方法です。ブランドリバリューは、出張買取で日本全国へ無料で伺うと案内しています(公式サイトの2026年9〜10月時点の案内)。
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使っていない時計は、電池交換の前に査定額も聞いてみる
電池が切れて止まったままの時計も、電池交換をしないままで査定を受けられます。宅配・出張・店頭のほか、写真を送るLINE査定もあるので、交換代をかけるかどうかは金額を聞いてから決めて大丈夫です。
査定料無料ブランドリバリューで時計の査定額を確認する買取の条件・方法は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
3社の違いを見てから決めたい方は、時計買取のおすすめ3社の比較を見てみてください。

遺品の時計のよくある相談(Yahoo!知恵袋より)
Yahoo!知恵袋で見かけた、遺品の時計についての相談を3つ取り上げます。
父の遺品のクォーツ時計、電池交換はどこに頼めばいい?
父の時計のコレクションに電池式のクォーツ時計があって、電池交換をどこでやればいいか分からない、という相談です。
ふつうの電池式の時計なら、時計店や家電量販店の修理コーナーなどで替えてもらえることが多いです。ブランド時計は、預かりになったり料金が上がったりすることもあります。
何本もある時は、着ける時計だけを選んで替えてもらうと、交換代を抑えられます。頼み先の選び方は時計の電池交換はどこでできる?で紹介しています。
祖父の形見の時計、店で裏ぶたが開かないと言われた
祖父から受け継いだ国産のクォーツ時計を時計店に持っていったら、裏ぶたが開かなかった、という相談です。
裏ぶたの形はいくつかあって、開け方が違います。開かない時は、別の時計店やメーカーの窓口に相談すると替えてもらえることがあります。
着ける予定が無いなら、無理に開けずにそのまま査定に出す選び方もあります。裏ぶたの違いは腕時計の裏ぶたの開け方で紹介しています。
遺品の時計、ゼンマイか電池かも分からない
遺品の時計がゼンマイで動くのか電池で動くのか、どのくらい前のモデルなのかも分からない、という相談です。
『調べようにも、手がかりが無い』と困ってしまいますよね。まずは文字盤と裏ぶたの表記を見て、分からなければ時計店で見てもらうのが確実です。
売るかどうかを考えているなら、買取店の査定でモデルを見てもらえることもあります。
よくある質問
遺品の時計は、電池を替えてから売った方がいいですか?
売ると決めているなら、替えなくて大丈夫です。なんぼやもブランドリバリューも、電池交換をしていない時計を買い取ると公式に案内しています。
形見として残す時計は、電池を入れたままでいいですか?
止まった時計を長く放置すると電池が漏れやすくなる、と日本時計協会が注意しています。残す時計は、店で電池を替えるか外してもらうと安心です。
箱や保証書が見つからない遺品の時計でも売れますか?
売れます。付属品が無い時計も、ブランドリバリューやなんぼやは買い取ると案内しています。家の中で見つかった物だけ、一緒に出せば十分です。
遺品の時計を売る時は、だれの本人確認書類が必要ですか?
買取店では、売る人の本人確認書類が必要です。古物営業法で買取店に本人確認が決められているので、運転免許証やマイナンバーカードなどを用意しておきましょう。
まとめ
- 遺品の時計は「着ける・残す・売る」に分けて、家族で決める
- 着ける時計は電池交換、売る時計は電池を替えずに査定へ
- 残す時計も、止まったまま長く放置しない
- ブランドが分からない時は、文字盤・裏ぶた・付属品を見て、分からなければ店で聞く
- 何本もある時は、出張買取でまとめて見てもらう方法もある
電池交換するか売るかの決め方は、時計は電池交換するか売るかで紹介しています。形見として着ける時計の電池交換は、時計の電池交換ガイドで頼み先と料金の目安を紹介しています。







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