時計は電池交換して使う?売る?交換代と査定額で決める方法

時計を電池交換して使うか売るかを表すアイキャッチ

当サイトの記事は、時計メーカー・時計店・家電量販店の公式情報、日本時計協会・電池工業会・電池メーカーの公開情報、国民生活センター・環境省など公的機関の情報、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。料金・受付の条件は記事執筆時点の情報で、変わることがあります。最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。

止まった時計を手にして、『電池交換して使うか、それとも売るか』と迷っている方も多いはずです。思い入れがあるほど、決めにくいですよね。

結論から言うと、決め手は「この先も腕に着けるかどうか」です。着けるなら電池交換、着ける予定が無いなら売る前提で考えると、時計の電池交換にかける費用も迷いも小さくなります。

この記事では、交換代と査定額をどう比べればよいかを、公式の情報をもとに順番に見ていきます。

時計が止まった人

電池が切れた時計が3本あるんです。全部替えると結構かかりそうで、売った方がいいのか迷っていて…。

案内役

まずは1本ずつ「また着けるか」で分けてみましょう。着ける時計は替えて、着けない時計は電池を替えずに査定に出せる買取店もありますよ。

交換か売るか、分かれ目は「また着けるか」

先に結論
  • これからも着ける時計は、電池交換して使う
  • しばらく着けていない時計は、交換代を払う前に売ることも考える
  • 売るなら、先に電池を替えておく必要はない
  • 思い出の品は、急いで決めなくてよい

公式の料金を見ると、国産のふつうの時計は1,650円や1,980円からです。毎日着ける時計なら、払う価値は十分ありますよね。

一方で、引き出しや箱の中で何年も眠っている時計は事情が違います。電池を替えても、また着けないまま電池が切れてしまうことがあるんです。

例えばこんな場面です。

「仕事用に買ったけど、今はスマホで時間を見ているから着けていない」
「昔のブランド時計。電池交換に出したら預かりと言われた」

こうした時計は、交換するか売るかを一度落ち着いて考えてみる価値があります。

時計が止まった人

でも、売ると決めるのはちょっと寂しい気もします。

案内役

その気持ちは大事にしてください。迷う時計は、金額を聞くだけ聞いて、決めるのは後でも大丈夫なんです。

時計の状態おすすめの考え方理由
毎日、または週に何度か着けている電池交換して使う交換代を払っても使う時間が長い
季節やお出かけの時だけ着ける電池交換して使う着ける予定がある
何年も着けていない査定額を聞いてから決める替えても再び止まりやすい
預かりで高い交換代を言われた交換代と査定額を比べる費用の差が大きくなりやすい
家族からもらった形見の時計家族と話してから決める気持ちの整理が先

電池交換にかかる費用はいくら?

『そもそも交換代っていくらなの?』という疑問から見ておきましょう。料金はどこに頼むかと、時計の種類で大きく変わります。

下の表は、各社の公式サイトに載っている電池交換の料金です(2026年11月確認・公式の最低額)。どれも時計によって上がることがあるので、最新は各社の公式で確かめてみてください。

頼み先時計の種類公式の料金(税込)期間の目安
ミスターミニットアナログ・デジタル時計1,980円から最短10分程度から
ミスターミニット海外・国産ブランド時計3,630円から預かり3週間程度から
ザ・クロックハウス国産の腕時計1,650円から公式では確認できなかった
ザ・クロックハウスオメガ・タグホイヤーなど4,400円から公式では確認できなかった
シチズン(メーカー)一次電池の機種4,400円または6,600円約7〜10日(営業日)
カルティエ(メーカー)クォーツウォッチ9,900円即時、または最低2週間
シャネル(メーカー)保証期間が過ぎた時計7,700円公式では確認できなかった
タグ・ホイヤー(メーカー)M1メンテナンスに含む15,400円公式では確認できなかった

ミスターミニットの料金は、公式サイトで「2026年10月現在」と表記されている物です。

表を見ると分かるとおり、国産のふつうの時計とブランド時計とでは、料金も待つ期間もかなり違います。ブランド時計をメーカーに出すと、1万円を超えることもあるんです。

交換代は「1回だけ」では終わらない

電池は数年ごとに切れるので、使い続ける限り交換代はくり返しかかります。着ける予定が無い時計にとっては、ここが悩みどころになりやすいんです。

郵送の電池交換なら安く済む?

『もっと安く替えられないの?』と探す方もいますよね。郵送で受け付ける店には、でんちこの770円から、イーストワンの990円からといった料金があります(2026年11月確認・公式の最低額)。

ただ、どちらも返送料が別にかかり、防水性は保証されないと書かれています。安く替えられても、着けない時計なら引き出しに戻るだけ、ということも。

安さで選ぶ前に、その時計を着けるかどうかを先に決めておくと、払うお金に納得しやすくなります。

店ごとの料金をもっと詳しく知りたい方は、時計の電池交換の値段はいくら?で紹介しています。

売るなら、先に電池を替えなくていい

『売るにしても、動く状態にしてからの方が高くなるのでは?』と思いますよね。ここが大事なところです。

時計の買取店の中には、電池が切れたままで持ってきてほしいと公式に案内している所があります。

買取店の公式の案内
  • なんぼやは公式FAQで、電池切れの時計は「電池交換はせず、そのままお持ちください」と回答
  • その理由として、専属の時計技師が自社で電池交換などを行うためと説明
  • ブランドリバリューは、電池交換をしていない時計でも買取できると案内(公式サイトの2026年9〜10月時点の案内)

ブランドリバリューは、電池交換に出すとお客様が負担する費用がかかるので、そのままの状態の方がお得とも書いています。

つまり、売ると決めた時計に交換代をかけても、その分が戻ってくるとは限らないということです。

売る前に自分で裏ぶたを開けない

電池を替えようとして裏ぶたを自分で開けると、傷が付いたり、中にゴミが入ったりすることがあります。シチズンは、自分で裏ぶたを開けると防水性能を損なうおそれがあると案内しています。売る予定なら、そのままにしておきましょう。

売る時計は電池交換せずに査定に出せることを示した図解

箱や保証書が無くても、売れる?

『保証書をなくしてしまったから、売れないかも』と心配になる方もいますよね。

ブランドリバリューは、箱やギャランティーカード(保証書)、余りコマなどの付属品がなくても問題ないと案内しています。公式サイトの2026年9〜10月時点の案内です。

なんぼやも、付属品がなく時計本体だけでも買取できると公式FAQで答えています。

ただし、どちらも付属品があった方が金額は上がりやすいと書いています。見つかる物は、査定の前に探しておくとよいですね。

付属品ブランドリバリューの案内なんぼやの案内
無くても売れるか無くても問題ない本体だけでも買取可能
あった時買取金額が上がる高く買取できる可能性がある

電池切れの時計を買い取ってもらえるかは、電池切れの時計は買取してもらえる?で詳しく紹介しています。

交換代と査定額を比べて決める手順

迷っている時は、気持ちだけで決めずに数字を並べてみると決めやすくなります。ブランドリバリューもなんぼやも査定料は無料と案内しているので、金額を聞くだけでも大丈夫です。

決めるまでの流れ
  1. 時計を「着ける」「着けない」「迷う」の3つに分ける
  2. 着ける時計は、近くの時計店や修理コーナーで電池交換を頼む
  3. 迷う時計は、時計店で交換代と預かり期間を聞いておく
  4. 同じ時計を、買取店のLINE査定や電話査定で見てもらう
  5. 交換代と査定額を並べて、どちらにするか決める
電池交換するか売るかを決める流れの図解

聞いておくと比べやすくなること

交換代と査定額を比べる時は、金額だけでなく「待つ期間」や「追加でかかるお金」も一緒に聞いておくと、あとで迷いにくくなります。

聞く相手聞いておくこと聞く理由
時計店・修理コーナー電池交換の料金と、その場か預かりかブランド時計は預かりで上がることがある
時計店・修理コーナー防水検査をするか、別料金か店頭では防水検査をしない店がある
買取店電池切れのままで査定できるか交換代をかけずに済むか分かる
買取店送料やキャンセルの扱い売らなかった時の負担が分かる

時計店で聞く時は、こんな言い方で大丈夫です。

「電池交換だけだと、いくらでどのくらいかかりますか?」

買取店に聞く時は、こう伝えると話が早いです。

「電池が切れて止まっています。電池交換はしていません」

『査定だけで終わったら、悪いかな』と気にする方もいます。ただ、ブランドリバリューもなんぼやも、査定額に納得できなければキャンセルできると案内しています。

迷いやすい時計は、こう考えてみる

ここからは、判断が分かれやすい時計を場面ごとに見ていきます。

時計が止まった人

古いブランド時計だと、交換代が高いと言われそうで不安です。

案内役

ブランド時計は預かりになることも多いんです。交換代と期間を先に聞いておくと、比べる材料になりますよ。

何本もまとめて止まっている時

止まった時計が何本もあると、全部替えるだけで交換代が重なります。

まずは着ける1本か2本だけを選んで電池交換し、残りは査定に回すという分け方がおすすめです。全部を一度に決めなくてもいいんです。

ブランド時計で、預かりと言われた時

ブランド時計は、街の時計店でもその場で替えられず、預かりになることがあります。ミスターミニットの公式サイトでも、ブランド時計は3,630円からで、預かり3週間程度からと案内されています。

着ける予定があるなら、待ってでも替える価値はあります。着ける予定が無いなら、預ける前に査定額を聞いておくと安心です。

ブランド時計の電池交換で気をつけたいことは、ブランド時計の電池交換でまとめています。

防水の時計で、防水検査まで頼みたい時

ダイバーズや10気圧以上の防水時計は、電池交換と一緒に防水検査も考えたい時計です。セイコーは、こうした時計は防水検査を受けるべきで、そのため2週間程度かかると案内しています。

一方で、エディオンやタイムステーションNEOのように、店頭の電池交換では防水検査をしないと公式に書いている店もあります。防水まで含めると、時間も費用も増えやすいんです。

水辺で使う予定があるなら、検査まで頼んで使うのが安心です。

もう水辺で着けることが無いなら、検査代をかける前に査定額と比べてみてもいいかもしれません。防水検査の考え方は時計の電池交換と防水検査で紹介しています。

家族から受け継いだ時計の時

親や祖父母から受け継いだ時計は、金額だけで決めにくいですよね。

まずは家族で「だれかが着けるか」「形見として残すか」を話してみてください。だれも着けない時に初めて、売ることを考えれば十分です。

形見の時計の分け方は、親の遺品の時計は電池交換する?でくわしく紹介しています。

電池交換を断られてしまった時

古い時計や特殊な時計は、店で電池交換を断られることがあります。ザ・クロックハウスも、電池交換を含む修理の受付を断っているブランドが一部あると公式に書いています。

別の店やメーカーに頼めば替えられることもあります。それでも替える先が見つからず、着ける予定も無いなら、そのまま査定に出すという道もあるんです。

ソーラーやキネティックの時計の時

ソーラーやキネティックの時計は、定期的な電池交換がいらない作りです。ただし、充電式の二次電池も長く使うと持ちが落ちることがあります。

この場合、交換するのは二次電池なので、修理を受ける店やメーカーに見積もりを聞くことになります。見積もりの額を見てから、売るかどうかを考えても遅くありません。

電池交換して使う方がよい時計
  • 毎日、またはよく着けている
  • 着けたい予定がはっきりある
  • 交換代が気にならない金額で済む
売ることも考えたい時計
  • 何年も着けていない
  • 交換代が高く、預かりも長い
  • 家族のだれも着ける予定がない

売ると決めたら、どこに出す?

売る方向で考え始めたら、買取店の受付方法を見ておきましょう。家から出なくても売れる方法があるんです。

ブランドリバリューは、公式サイトの2026年9〜10月時点の案内で、電話査定とLINE査定、宅配買取、出張買取、店頭買取を受け付けています。宅配は配送料無料、出張も全国へ無料で伺うと書かれています。

電池が切れたままの時計でも、そのまま相談できるのは気が楽ですよね。

『いきなり店に行くのは緊張する』という方は、写真を送るLINE査定から始めてみてください。金額の目安を聞いてから、宅配にするか店頭にするかを選べます。

PR|ブランドリバリュー(時計の買取)

使っていない時計は、電池交換の前に査定額も聞いてみる

電池が切れて止まったままの時計も、電池交換をしないままで査定を受けられます。宅配・出張・店頭のほか、写真を送るLINE査定もあるので、交換代をかけるかどうかは金額を聞いてから決めて大丈夫です。

査定料無料ブランドリバリューで時計の査定額を確認する

買取の条件・方法は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

ほかの買取店と見比べてから決めたい方は、時計買取のおすすめ3社の比較で、ブランドリバリュー・まねきや・なんぼやの公式の案内を並べています。

売り方向いている人気をつけたいこと
LINE査定・電話査定まず金額の目安だけ知りたい実物を見た時に金額が変わることがある
宅配買取近くに店が無い・家から出たくない送る前に付属品をまとめておく
出張買取何本もまとめて見てほしい日時を決めて家で待つ必要がある
店頭買取その場で話を聞きながら売りたい本人確認書類を持っていく

申し込みの流れはブランドリバリューで時計を売る流れ、当日の持ち物は時計を売る前に準備することで紹介しています。

売る前に見ておきたいこと
  • 箱や保証書、余りのコマが残っていないか探しておく
  • 電池交換や掃除をせず、今の状態のままにしておく
  • 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を用意する
  • 査定額に納得できない時はキャンセルできるかを確かめておく

交換か売るかのよくある相談(Yahoo!知恵袋より)

Yahoo!知恵袋で見かけた、電池交換するか売るかに近い相談を3つ取り上げます。

使わない時計に、電池交換代をかけるべき?

何年も使っていない時計の電池が切れていて、交換代を払うべきか迷っている、という相談です。

『もったいない気もするし、捨てるのも惜しい』という気持ち、よく分かります。着ける予定が無いなら、無理に替えなくて大丈夫です。

売るかどうかを決めるまでは、交換代を払わずにそのまま置いておき、先に査定額を聞いてから決める方法があります。ただ、止まったまま長く放置すると液漏れしやすくなるので、決めるのはなるべく早めがおすすめです。

リサイクルショップや質屋は、電池切れの時計を買い取ってくれる?

止まっている腕時計を、リサイクルショップや質屋に持ち込んで買い取ってもらえるか、という相談です。

受け付けるかどうかは店によって違うので、持ち込む前に電話で聞くのが確実です。

時計の買取店では、なんぼやとブランドリバリューが、電池交換していない時計でも買い取ると公式に案内しています。電池切れのままでよいと明記している所を選ぶと、迷わずに済みます。

壊れたブランド時計を、どこに持ち込めばいい?

止まって動かないブランド時計を、いくつかの店で見てもらったが、どこに売るか決めきれない、という相談です。

壊れている時計は、店によって受け付け方が違います。なんぼやは、故障の内容や度合いによっては買取可能と公式に案内しています。

まずは「止まっている」「修理には出していない」と正直に伝えて、何社かの査定額を聞いてみると比べやすくなります。壊れて動かない時計の出し方は、動かない時計・止まった時計は売れる?が参考になります。

よくある質問

電池交換してから売った方が、高く売れますか?

なんぼやは公式FAQで、電池切れの時計は電池交換をせずに持ってきてほしいと案内しています。ブランドリバリューも、電池交換していない時計を買い取ると案内していて、交換代をかけない方がお得と書いています。

査定を受けたら、売らないといけませんか?

いいえ。ブランドリバリューもなんぼやも、査定額に納得できなければキャンセルできると公式に案内しています。金額を聞いてから決めて大丈夫です。

思い出のある時計でも、売った方がいいですか?

売るかどうかは、持ち主や家族の気持ちで決めるのがいちばんです。思い出を大切にしたい時計なら、電池交換して着けたり、手元に残したりするのも立派な選び方です。

何本もある時は、全部まとめて売った方がいいですか?

まとめる必要はありません。着ける時計だけ電池交換して、着けない時計だけ査定に出す分け方で大丈夫です。何本もある時は、出張買取で一度に見てもらう方法もあります。

止まった時計を、売るか決めるまで置いておいても平気ですか?

日本時計協会は、電池がなくなり止まった時計を長期間放置しないよう注意しています。止まったままだと電池が漏れやすくなるので、迷っている時計も早めに決めておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 交換か売るかは「この先も着けるか」で分ける
  • 公式の交換代は、ふつうの時計で1,650円から、ブランド時計だとメーカーで1万円を超えることもある
  • なんぼやとブランドリバリューは、電池交換していない時計でも買い取ると公式に案内している
  • 迷う時計は、交換代と査定額を並べてから決める
  • 止まった時計は液漏れしやすいので、長く放置しない

どこで・いくらで替えられるかの全体像は、時計の電池交換ガイドで見られます。

時計の電池交換.jp

時計の電池交換.jp 編集部

腕時計が止まって困っている方のために、電池交換をどこで・いくらで・どのくらいの時間で頼めるか、自分で替える方法、電池の種類、防水やブランド時計・ソーラー時計の扱いを、メーカーや店の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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