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電池が切れるたびにお店に行くのは、ちょっと面倒ですよね。電池交換がいらない腕時計があるなら、次はそういう時計にしたいという方も多いはずです。
結論から言うと、電池交換がいらない腕時計は、光や腕の動きで充電するソーラー・キネティックと、ゼンマイで動く自動巻き・手巻きの大きく2つに分かれます。どれも「何もしなくていい」わけではないので、違いを知ってから選ぶと安心です。
この記事を読めば、手元の時計がどの種類か見分けて、止まった時に何をすればいいかが分かります。
止まった時計を電池交換に持っていったら「これ、自動巻きですよ」と言われてしまって。電池じゃなかったんですね…。
実はよくあることなんです。自動巻きはゼンマイで動く時計なので、止まったら電池交換ではなく、まず巻いてあげるところから始めます。
電池交換がいらない腕時計は、大きく4種類
- ソーラー:光で二次電池を充電して動く
- キネティック:腕の動きで二次電池を充電して動く
- 自動巻き:腕の動きでゼンマイを巻いて動く
- 手巻き:りゅうずを回してゼンマイを巻いて動く
ふつうの電池式(クォーツ)と並べると、違いがよく分かります。
| 種類 | 動く力 | 電池交換 | 止まった時にまずすること | 長く使う時のこと |
|---|---|---|---|---|
| クォーツ(電池式) | ボタン電池 | いる | 電池交換を頼む | 切れた電池を入れたままにしない |
| ソーラー | 光で充電する二次電池 | 定期的な交換はいらない | 明るい所で充電する | 二次電池も長く使うと持ちが落ちる |
| キネティック | 腕の動きで充電する二次電池 | いらない(セイコー取説) | 着けて腕を動かす | 持続時間が少し短くなることがある |
| 自動巻き | ゼンマイ(腕の動きで巻く) | 電池がない | 着けて動かす、巻ける機種はりゅうずで巻く | 定期的な点検(オーバーホール) |
| 手巻き | ゼンマイ(りゅうずで巻く) | 電池がない | りゅうずを巻く | 定期的な点検(オーバーホール) |
(ソーラー・キネティックはシチズン・セイコー・カシオの公式の案内から。2026年11月確認)

ソーラーとキネティックは「電池がない」のではなく、充電できる電池が入っている時計なんです。シチズンは、エコ・ドライブの二次電池は「従来の電池のような定期的な電池交換の必要はありません」と案内しています。
一方、自動巻きと手巻きは、そもそも電池を使いません。ゼンマイがほどける力で針を動かしているので、巻いてあげれば動き出します。
自分の時計がどれか、見分ける方法
『自分の時計がどれなのか分からない』という方も多いですよね。まずは時計そのものの表示を見てみましょう。
- 文字盤や裏ぶたに「QUARTZ」とあれば電池式のことが多い
- 「AUTOMATIC」「AUTO」とあれば自動巻き
- 「SOLAR」「ECO-DRIVE」「TOUGH SOLAR」とあればソーラー
- 「KINETIC」とあればキネティック
- 裏ぶたがガラスで、中の歯車や回る部品が見えれば機械式のことが多い
表示が見当たらない時は、取扱説明書や保証書の型番から調べられます。メーカーのサイトで型番を入れると、電池式かソーラーかが分かることが多いです。
秒針の動き方もヒントになります。1秒ごとにカチッと進むなら電池式やソーラーのことが多く、なめらかに流れるように進むなら機械式のことが多いです。
裏に何も書いていない時計なんです。開けて中を見てもいいんでしょうか?
自分で開けるのはやめておきましょう。シチズンは、自分で裏ぶたを開けるとゴミやホコリが入り、防水性を損なうおそれがあると案内しています。時計店で「これは電池式ですか」と聞くのが早いですよ。
電池交換のつもりが、自動巻きだった時は
止まった自動巻きは、電池が切れたのではなく、ゼンマイがほどけきって止まっていることが多いです。しばらく着けていなかった時計なら、なおさらです。
- りゅうずがねじ込み式なら、先にゆるめておく
- 手巻きができる機種は、りゅうずをゆっくり回して巻く
- 手巻きができない機種は、腕に着けてしばらく動かす
- 動き出したら、時刻を合わせる
- 巻いても動かない、すぐ止まる時は、修理を受ける店かメーカーに相談する
ロレックスも、今の公式ラインナップは自動巻きの説明になっています。公式サイトでは、モデルと使い方によって約10年ごとのオーバーホールをすすめています(2026年11月確認・公式の要約)。
巻いても動かない時は、電池ではなく中の機械の不具合が考えられます。その場合は電池交換の店ではなく、時計の修理を受ける店かメーカーに相談してみてください。
ロレックスの止まった時の見方はロレックスの電池交換の記事で、店で断られた時の次の頼み先は電池交換を断られた時の記事で紹介しています。
電池がいらない時計にも、それぞれ手入れはいる
電池交換がいらないといっても、ずっと何もしなくていい時計はありません。ここが選ぶ時に大事なところです。
- 電池が切れるたびに店へ行かなくていい
- 切れた電池の液漏れを気にしなくていい(自動巻き・手巻き)
- 光や腕の動きで、また動き出す
- ソーラー・キネティックの二次電池も、長く使うと持ちが落ちる
- 二次電池の交換は見積もりになることが多い
- 自動巻き・手巻きは、定期的な点検がいる
ソーラー時計の二次電池が弱った時、普通の電池を入れて代わりにするのはやめましょう。セイコーの取扱説明書は、一般の酸化銀電池が組み込まれると「破裂、発熱、発火などのおそれがあります」と注意しています。
二次電池の交換は、郵送のでんちこでも「ソーラー電池等(2次電池)4,950円(税込)から、要お見積り」とされています(2026年11月確認)。ソーラー時計の詳しい扱いはソーラー時計の電池交換の記事、キネティックはキネティックの記事にまとめています。
電池式のクォーツは、電池さえ替えれば動き続ける手軽な時計です。電池式の仕組みと替える時期はクォーツ時計の電池交換の記事で紹介しています。
電池がいらない時計について、知恵袋で多かった疑問
Yahoo!知恵袋でも、電池がいらない時計のしくみについて迷う声が見られました。代表的な相談に答えます。
シチズンのエコ・ドライブは機械式?電池交換すればずっと使える?
エコ・ドライブは機械式ではなく、光で充電する二次電池で動く時計です。シチズンは、電池交換の料金表で「二次電池のため交換対象外」としています。
止まった時は、文字板に日光を数時間当てて、針が動き出すか見てみてください(シチズン公式の案内)。光に当てても動かない時や、持ちが短くなった時は、修理の窓口に相談しましょう。
電池式は面倒。昔ながらの自動巻きの方がいい?
どちらにも良さがあります。自動巻きは電池がいらない代わりに、着けない日が続くと止まり、定期的な点検もいります。
電池式は、数年ごとに電池を替える手間はありますが、着けない日が続いても止まらずに動き続けるので、手軽に使えます。毎日着けるなら自動巻き、たまに着けるなら電池式やソーラー、という選び方もできますね。
電池交換に持っていったら、自動巻きだと言われた
店の人が見て自動巻きと分かったなら、まずは上の手順で巻いてみてください。動き出せば、電池交換の費用はかかりません。
それでも動かない時は、電池以外の不具合です。修理の見積もりを取るか、使っていない時計なら手放すかを考えるタイミングでもあります。
電池がいらない時計は「止まった時にすること」が電池式と違います。まずは時計の種類を確かめてから、充電するか、巻くか、店に相談するかを決めましょう。
着けていない自動巻きや高級時計は、そのままでも相談できる
自動巻きの時計は、引き出しに入れたままだと止まっています。『止まっているから、もう価値がないのでは』と心配になりますよね。
ただ、ブランドリバリューは、電池切れやオーバーホールをしていないなどで動かない時計でも、買取ができると案内しています(公式サイトの2026年9〜10月時点の案内)。この先も着ける予定がないなら、点検代をかける前に査定額を聞いてみるのも1つの方法です。
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使っていない時計は、電池交換の前に査定額も聞いてみる
電池が切れて止まったままの時計も、電池交換をしないままで査定を受けられます。宅配・出張・店頭のほか、写真を送るLINE査定もあるので、交換代をかけるかどうかは金額を聞いてから決めて大丈夫です。
査定料無料ブランドリバリューで時計の査定額を確認する買取の条件・方法は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

よくある質問
電池交換がいらない腕時計は、ずっと使えますか?
手入れをしながらなら長く使えます。ソーラーやキネティックの二次電池は長く使うと持ちが落ち、自動巻き・手巻きは定期的な点検がいります。
自動巻きの時計に電池は入っていますか?
自動巻きはゼンマイで動く時計で、電池は使いません。止まったら、着けて動かすか、巻ける機種はりゅうずで巻いてみてください。
ソーラー時計は電池交換しなくていいのですか?
定期的な電池交換はいりません。シチズンのエコ・ドライブは公式で「交換対象外」としていて、止まったら光に当てて充電するよう案内しています。
自分の時計が自動巻きか電池式か、分からない時は?
文字盤や裏ぶたの「AUTOMATIC」「QUARTZ」などの表示を見てみてください。分からなければ、時計店で見てもらうのが確実です。
まとめ
- 電池交換がいらない腕時計は、ソーラー・キネティック・自動巻き・手巻きの4種類
- ソーラーとキネティックは、充電できる二次電池で動く
- 自動巻きと手巻きは電池を使わず、ゼンマイで動く
- 止まった時は、充電するか巻くかを先に試し、だめなら修理の窓口へ
- 二次電池の代わりに、普通の電池は入れない
電池式の時計の頼み先は、時計の電池交換ガイドで紹介しています。







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