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しばらく着けていなかったキネティックが、針を止めたまま眠っていた。『電池交換いらずの時計のはずなのに、どうして?』と首をかしげている方もいるはずです。
結論から言うと、セイコーのキネティックは二次電池で動く時計で、ふつうの電池交換はいりません。止まったら、まず腕に着けて動かし、充電してみるところから始めます。
ここでは、充電のしかたと、持ちが落ちてきた時の頼み先をお伝えします。
キネティックの時計が止まってしまいました。電池交換に出せばいいんでしょうか?
キネティックは、腕の動きで発電してためる時計なんです。電池交換に出す前に、まずは着けて動かしてみましょう。
キネティックは電池交換がいらない時計?
キネティックは、腕の動きで発電した電気を二次電池にためて動く時計です。セイコーの取扱説明書は「電池交換の必要はありません。」と案内しています。止まったら充電、それでも持たない時に修理として相談する、という順番で考えます。
「キネティック・セイコー」と呼ぶ方もいますが、キネティックはセイコーの時計に使われている発電のしくみの名前です。オートリレーやダイバーズなど、いくつかの種類があります。
キネティックの取扱説明書(5M63)では、電池交換はいらないとしたうえで、フル充電で「約 4 〜 6 ヶ月動き続けます。」と書かれています。
ふだん着けていれば、自然と充電されていく時計なんです。逆に、引き出しにしまったまま何か月もたつと、ためた電気を使い切って止まります。
| 比べること | キネティック | ソーラー時計 |
|---|---|---|
| 発電のしかた | 腕の動き | 文字盤に当たる光 |
| ためる電池 | 二次電池 | 二次電池 |
| フル充電の持ちの例(セイコーの取扱説明書) | 約4〜6か月(5M63) | 約6か月(1B21・パワーセーブが作動しない場合) |
| 普通のボタン電池に替える | しない | しない |
持ちの月数は、取扱説明書に書かれたその機種の例です。モデルによって違うので、自分の時計の取扱説明書で確かめてみてください。
光で充電するソーラー時計については、ソーラー時計の電池交換の記事で詳しく書いています。
止まったキネティックを動かす順番
『振れば動くって聞いたけど、どのくらい?』と迷いますよね。取扱説明書の案内をもとに、試す順番をまとめました。
- 腕に着けて、ふだんどおりに過ごしてみる
- 秒針が動き出したら、時刻とカレンダーを合わせる
- しばらく着けたまま使い、充電を進める
- 外して置いた時に、どのくらいで止まるかを見ておく
- 十分に着けて使っても、すぐに止まるなら修理窓口に相談する
止まっていた期間が長いほど、充電には時間がかかります。机の上で軽く振るより、ふだんどおり腕に着けて動いている方が、無理なく充電が進みます。動き出してすぐ外すと、また止まりやすいので、しばらく着けて使ってみてください。
- たっぷり着けて使ったのに、外すと短い時間で止まる
- 振ると動くが、数秒で止まる
- 買った頃より、止まるまでの日数が目に見えて短い
- 動いているのに、時刻が大きくずれる
取扱説明書(キネティック E.S.U.)には、フル充電からの持続時間が「長い間ご使用いただく間に若干短くなる場合があります。」とも書かれています。長く使ってきた時計なら、持ちが落ちるのは自然なことなんです。
二次電池の持ちが落ちた時は、どこに頼む?
二次電池が弱っていたら、交換してもらえるんですか?いくらくらいかかるでしょう?
セイコーのオンライン修理受付で、見積もりを取ってみるのがいちばん早いです。キネティックの二次電池の交換費用は、公式では定額として確認できなかったんです。
セイコーは、修理を「セイコーオンライン修理受付」で受け付けています。見積もり機能で、概算の修理料金とお渡しの日の目安を確かめられます。
キネティック E.S.U.などの交換料金は、公式では確認できませんでした。金額は見積もりで確かめてみてください。
郵送のでんちこは、公式の料金表で「ソーラー電池等(2次電池)」を4,950円(税込)から・要見積りとしています(2026年11月確認・最新は公式で確認)。キネティックが受け付けの対象かは、申し込む前に聞いておくと安心です。
| 頼む先 | 料金のこと | 確かめ方 |
|---|---|---|
| セイコー(オンライン修理受付) | 公開の定額は確認できなかった | 見積もり機能で概算を見る |
| でんちこ(郵送) | 2次電池は4,950円(税込)から・要見積り | キネティックも対象か問い合わせる |
| 近くの時計店 | 公式では確認できなかった | 電話でキネティックを受け付けるか聞く |
メーカーに出すか、街の時計店に頼むかで迷う時は、正規店とメーカーの違いの記事も参考にしてみてください。
キネティックに普通の電池は入れない
『二次電池の代わりに、ふつうのボタン電池を入れればいいのでは?』と考える方もいるかもしれません。これはやめておきましょう。
セイコーのソーラーの取扱説明書は、一般の酸化銀電池が組み込まれると「破裂、発熱、発火などのおそれがあります。」と注意しています。キネティックも二次電池で動く時計なので、同じように考えて、自分で入れ替えないでください。
二次電池の交換も含めて、セイコーの時計の頼み方はセイコーの腕時計の電池交換の記事にまとめています。
キネティックの電池交換でよくある相談(Yahoo!知恵袋より)
知恵袋に寄せられているキネティックの相談から、よくあるものを要約して答えます。
キネティックは、ソーラーより何が優れている?
電池がいらない技術として、キネティックはソーラーと比べてどうなのか、という相談です。
どちらが優れているかは、使い方で変わります。キネティックは腕の動きで、ソーラーは光で発電するので、ふだん長袖で文字盤が隠れがちな方にはキネティックが合うこともあります。
逆に、着けない日が続くとキネティックは充電されません。着ける日が多い方はキネティック、置いておく時間が長い方はソーラー、と考えると選びやすいですよ。
満充電で半年もつと書いてあるのに、早く止まる
仕様ではフル充電で長くもつはずなのに、思ったより早く止まるという相談です。
取扱説明書の持ちの月数は、フル充電の状態からの目安です。着けている時間が短いと、満充電まで届いていないこともあります。
しばらく毎日着けて使っても早く止まる時は、二次電池の持ちが落ちているのかもしれません。セイコーの修理受付で見積もりを取ってみてください。
振ると数秒で止まる。二次電池の交換で直る?
5M62などのキネティックで、振ると動くがすぐ止まる、二次電池を替えれば直るのかという相談です。
二次電池の持ちが落ちている可能性はありますが、原因が電池以外のこともあります。この症状は、時計の修理を受ける店かメーカーに見てもらうのがいちばん確かです。
見積もりの時に、どこが原因かを聞いておくと、直すかどうかを決めやすくなります。
使っていないキネティックは、直す前に考えてみる
プレゼントでもらったまま何年もしまっていた、というキネティックもありますよね。久しぶりに出すと、二次電池が弱っていることもあります。
買取店のなんぼやは公式FAQで、電池切れの時計は交換せずに持ち込むよう案内しています。専属の時計技師が自社で電池交換などをするので、その方がお得という説明です。
この先も着けるなら直し、出番がなさそうなら先に査定額を聞く。そう分けて考えると、修理代をかけすぎずに済みます。
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使っていない時計は、電池交換の前に査定額も聞いてみる
電池が切れて止まったままの時計も、電池交換をしないままで査定を受けられます。宅配・出張・店頭のほか、写真を送るLINE査定もあるので、交換代をかけるかどうかは金額を聞いてから決めて大丈夫です。
査定料無料ブランドリバリューで時計の査定額を確認する買取の条件・方法は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

よくある質問
キネティックに電池交換は必要ですか?
セイコーの取扱説明書は、電池交換の必要はないと案内しています。腕の動きで充電する二次電池なので、止まったら着けて動かし、充電してみてください。
セイコーのキネティックの二次電池交換はいくらですか?
公開の定額は、公式では確認できませんでした。セイコーオンライン修理受付の見積もり機能で、概算の料金を確かめてみてください。
キネティックは、フル充電でどのくらい動きますか?
取扱説明書(5M63)では、フル充電で約4〜6か月とされています。長く使ううちに少し短くなることがある、とも書かれています。
まとめ
- キネティックは腕の動きで充電する二次電池の時計で、電池交換はいらない
- 止まったら、着けて動かして充電するところから始める
- すぐ止まるなら、セイコーのオンライン修理受付で見積もりを取る
- 二次電池の代わりに普通の電池は入れない

止まった時計の見分け方は時計の電池切れのサインの記事で書いています。電池式の時計の頼み先は時計の電池交換ガイドもどうぞ。







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