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引き出しから出したブランド時計の針が止まっていた。ブランド時計の電池交換はどこに頼めばいいのか、料金はいくらなのか、気になりますよね。
結論から言うと、ブランドの公式窓口は点検や防水検査まで込みの料金で、街の時計店はそれより低い料金から受け付けている所が多いです。そして、この先あまり着けない時計なら、交換代をかける前に査定額を聞いてみる方法もあります。
この記事では、公式で確かめられた料金を並べて、あなたの時計ならどこに頼むか、売るかまで決められるようにしていきます。
10年くらい前に買ったブランドの時計が止まってしまって。高級時計だと、電池交換も高いんでしょうか?
ブランドの公式窓口に出すと、数千円から1万円を超えることもあります。ただ、街の時計店ならもっと低い料金から受けている所もあるので、まずは比べてみましょう。
替える前に、手元のブランド時計で見ておきたいこと
- 電池で動く時計か(自動巻き・ソーラーなら電池交換ではない)
- 保証期間の中か(ブランドによって扱いが違う)
- この先も着けるか(着けないなら売る選び方もある)
高級時計の中には、電池ではなくゼンマイで動く自動巻きや手巻きの時計もたくさんあります。文字盤や裏ぶたに「QUARTZ」とあれば電池式、「AUTOMATIC」とあれば自動巻きのことが多いです。
例えばロレックスは、今の公式ラインナップが自動巻きの説明になっています。電池交換のつもりで持っていく前に、どちらの時計か見ておきましょう。
保証書はどこかにしまってあるはずです。保証期間中なら無料になりますか?
ここはブランドで分かれるんです。シャネルは保証期間内なら無料と案内していますが、セイコーやシチズンは保証期間内でも電池交換は有料と書いています。
日本時計協会も、電池交換は保証期間内でも有料と説明しています。買った時に入っている電池は「モニター電池」で、取扱説明書の寿命より早く切れることがある、とも書かれています。
『買って2年で止まったのは、故障なのでは』と心配になる方もいるはずです。ただ、最初の電池が早めに切れるのは、メーカーも案内していることなんです。
もう1つ見ておきたいのが、止まってからどれくらいたったかです。シャネルは、クォーツが止まったら電池の漏液でムーブメントを傷めないよう「3カ月以内に電池を交換してください」と案内しています。
カルティエも、使用済みの電池を時計の中に残しておかないよう呼びかけています。止まったまま何年もたっている時計は、受付の時にそのことを伝えておきましょう。
- 時計本体(ベルトの余りコマがあれば一緒に)
- 保証書やギャランティーカード
- 取扱説明書(電池の型番や防水の表示が分かる)
- 買ったお店が分かる物
高級時計の電池交換、ブランド別の公式料金
ブランドの公式窓口に出すと、いくらかかるのか。公式で確かめられた料金を、街の時計店の料金と並べてみました。
| ブランド | 公式窓口の料金(税込) | 料金に含まれるもの(公式の記載) | 街の時計店の例(税込・最低額) |
|---|---|---|---|
| カルティエ | 9,900円 | 電池と一部の防水パッキンの交換 | ザ・クロックハウスの舶来扱い 2,200円から |
| シャネル | 保証期間内は無料、期間後は7,700円 | 防水性検査、48時間の作動点検、クリーニングなど | ザ・クロックハウスの舶来扱い 2,200円から |
| タグ・ホイヤー | 15,400円(M1 メンテナンスサービス) | 時計診断、洗浄、ガスケット交換と防水テスト | ザ・クロックハウス 4,400円から |
| ハミルトン | 9,350円(パーシャルメンテナンス) | ガスケットと電池の交換、防水性の検査 | ミスターミニットの海外ブランド 3,630円から |
| ロンジン | 5,500円(電池交換、別途配送料) | 防水検査を含むかは公式では確認できなかった | ミスターミニットの海外ブランド 3,630円から |
| ザ・シチズン、カンパノラなど | 7,700円(オーナーズクラブ対象) | パッキン交換と防水検査(非防水を除く) | ミスターミニットの国産ブランド 3,630円から |
| グランドセイコー | 公式では確認できなかった(オンライン修理受付で見積もり) | 10気圧以上などは防水検査込みで2週間程度 | ザ・クロックハウス 4,400円から |
| オメガ | 公式では確認できなかった | 正規サービスセンターでの交換を案内 | ザ・クロックハウス 4,400円から |
| スウォッチ | 無料(何度でも) | 期間や防水検査の扱いは公式では確認できなかった | 直営のスウォッチ・ストアで |
(2026年11月確認・各社公式の最低額。時計のモデルや防水性能で上がることがあるので、最新は各社公式で確かめてください)

ブルガリも、公式サイトで電池交換を含む「ベーシックサービス」を案内しています。金額は公式ページで直接確かめてみてください。
エルメスは国内に「エルメス アフターセールスカウンター」があります。ただ、電池交換を受けるかどうかの日本語の記載は、今回確認できませんでした。
公式の料金が高く見えるのは、中身が違うから
表を見ると、公式窓口と街の時計店では、同じブランドでも数倍の差がありますよね。
実はこの差は、電池代の差というより「何まで含むか」の差なんです。公式の料金には、防水テストやパッキンの交換、作動の点検まで入っていることが多いです。
街の時計店の最低額は、店頭で電池だけを替える料金です。防水検査を頼むと、預かりになって別料金がかかる店もあります。
同じ「電池交換」でも、防水検査やパッキン交換が入るかどうかで料金はまったく違います。見積もりを並べる時は「防水検査込みの料金ですか」と同じ条件で聞いてみてください。
カルティエやタグ・ホイヤーの料金と頼み方は、カルティエの電池交換の記事とタグ・ホイヤーの電池交換の記事で詳しく紹介しています。
公式の料金が見つからないブランドは、こう頼む
フランクミュラー、ブライトリング、ウブロ、ラドー、ショパール、パテック フィリップ。こうしたブランドの電池交換の料金は、今回日本の公式サイトで確かめられませんでした。
それでも、街の時計店や郵送の店の料金表に名前が出ているブランドはあります。頼み先を探す手がかりとして並べておきますね。
| ブランド | 公式で確認できたこと | 頼み先の手がかり(2026年11月確認) |
|---|---|---|
| ブライトリング、IWC | 料金は確認できなかった | タイムステーションNEOの料金区分「プレミアム」の例に名前がある(金額は画像で読めなかった) |
| ウブロ | 料金は確認できなかった | 郵送のでんちこが「海外ハイグレード」2,200円の例に挙げている |
| パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ピアジェ、ショパール ハッピーダイヤ | 料金は確認できなかった | 郵送のイーストワンが2,200円からと案内(ネットからは受け付けていないと注記) |
| フランクミュラー、ラドー、ジャガー・ルクルト | 料金も、受付の例も確認できなかった | 正規店か、ブランド時計を扱う時計店に電話で聞く |
(いずれも最低額。時計の状態や作りで変わります)
ミスターミニットも、海外ブランドの取扱実績にオメガ・カルティエ・ブルガリ・タグホイヤー・グッチ・エルメス・ルミノックスを挙げています。「Swiss Made(スイスメイド)」の電池交換も受けると書いています。
ただし、同じ店でも「一部海外時計など、対応できない種類がございます」とあります。名前が出ていないブランドは、行く前に電話で確かめるのが近道です。
- 裏ぶたや保証書で、ブランド名とモデルの番号を控える
- 正規店(ブティック・正規販売店)に電話して、料金と日数を聞く
- 近くのブランド時計を扱う時計店にも、同じ条件で聞く
- 防水検査が入るかどうかをそろえて、2つを比べる
- 交換代が高いと感じたら、査定額も聞いてから決める
電話では、こんなふうに聞いてみてください。
「ブライトリングのクォーツの時計なんですが、電池交換はそちらで受けていますか。料金と日数、防水検査が含まれるかを教えてください」
近くの店で断られてしまった時の探し方は、電池交換を断られた時の記事にまとめています。
正規店・時計店・郵送、高級時計ならどう選ぶ?
頼み先は大きく3つあります。高級時計の場合は、料金だけでなく「防水」と「もしもの時の補償」まで見て選ぶと安心です。
| 気にしたいこと | 正規店・メーカー | ブランドを扱う街の時計店 | 郵送の電池交換 |
|---|---|---|---|
| 防水 | 防水テスト込みの料金が多い | 店頭交換では検査しない店がある。預かりで別料金の店も | でんちこは防水性能の保証なし。イーストワンは防水検査がオプション1,100円 |
| 日数 | カルティエは即時か最低2週間など、ブランドで違う | その場で終わる時計も。ブランド時計は預かり3週間程度からの店も | 返送までの日数は公式では確認できなかった |
| もしもの時 | 部品の修理保証が付くブランドもある(タグ・ホイヤーは24カ月) | 電池交換の保証が付く店がある(ザ・クロックハウスは3年) | でんちこは作業中の破損の補償が5,000円まで |
(2026年11月確認・各社公式の案内から)
水に触れる使い方をするなら、防水まで任せられる正規店・メーカーが向いています。防水検査とパッキン交換をまとめて頼めるからです。
ふだん使いで水にあまり触れないなら、ブランド時計を扱う街の時計店も選べます。ザ・クロックハウスのように、他社やネットで買った時計を受けると書いている店もあります。
郵送は料金を抑えやすい一方で、高級時計は補償の上限と防水の扱いを先に読んでおきたいところです。正規店と街の時計店の違いは正規店とメーカーの違いの記事、郵送の流れは郵送の電池交換の記事で詳しく書いています。
防水表示のある高級時計を、防水検査なしの店頭交換で済ませて水に入れるのは避けましょう。タイムステーションNEOは「店頭交換の場合、防水検査が行えないため電池交換後の防水保証は一切ございません」と案内しています。
知恵袋で多い、ブランド時計の電池交換の相談
Yahoo!知恵袋では、ブランド時計の電池交換について同じような迷いがよく見られます。多かった相談を3つ選んで答えます。
ブランド時計でも、普通の時計屋さんで替えてもらえる?
受けている店はたくさんあります。ザ・クロックハウスはオメガやタグホイヤーの料金を出していますし、横浜ロフトの腕時計売場はオメガやロレックス等の海外ブランドまで対応すると案内しています。
ただ、ザ・クロックハウスは「電池交換を含む修理受付をお断りしているブランドが一部ございます」とも書いています。持っていく前に、電話でブランド名を伝えて聞いてみてください。
ブランドによって料金は変わる?いくらくらいが目安?
変わります。ザ・クロックハウスなら国産は1,650円から、舶来は2,200円から、オメガ・グランドセイコー・タグホイヤーは4,400円からです。
新宿タカシマヤの時計修理コーナーの例でも、国産腕時計は2,200円から、輸入腕時計は2,750円からと分かれています。ケースが18金やプラチナの時計は、さらに上がる店もあります(2026年11月確認・公式の最低額)。
家電量販店のブランド時計売り場で頼める?
ビックカメラは、海外ブランドの電池交換を1,900円からと案内しています(公式サイトの案内・2026年10月時点)。時計技師がいない店では預かりになる、とも書かれています。
一方、ヤマダ電機は、店で電池交換をしているかどうかを公式では確認できませんでした。行く前に店舗に電話して「ブランド時計の電池交換は受けていますか」と聞いてみてください。
ブランド時計を受けるかどうかは、店とブランドの組み合わせで決まります。持っていく前に、ブランド名とモデルを伝えて電話で聞くのが一番の近道です。
交換代をかけるか、売るか。比べ方の目安
ここからは、この先あまり着けない時計の話です。止まったブランド時計を前にして、直すか手放すか迷っている方も多いはずです。
正直、ここ何年も着けていないんです。それでも1万円近く払って電池を替えた方がいいんでしょうか?
着ける予定がないなら、交換代をかける前に査定額を聞いてみてもいいと思います。買取店の中には、電池が切れたままで持ち込むよう案内している所もあるんですよ。
交換代と、売った時のことを並べてみる
決めるのは、交換代の高さと、この先どれくらい着けるかの2つです。表にするとこうなります。
| あなたの状況 | 交換にかかる費用の例(税込) | 考え方の目安 |
|---|---|---|
| 毎日着ける、水にも触れる | 公式窓口で9,900円(カルティエ)や15,400円(タグ・ホイヤーM1) | 防水まで任せられる公式窓口で替える |
| ときどき着ける、水には触れない | 街の時計店で2,200円から4,400円から | 街の時計店で替えて、また使う |
| 何年も着けていない | 交換代に加えて、点検をすすめられることもある | 交換の前に査定額を聞いて比べる |
| 止まったまま長く置いていた | 液漏れしていると電池交換だけでは済まないことも | 修理の見積もりと査定額を並べて決める |
(料金は2026年11月確認・各社公式の最低額)
『せっかくのブランド時計を手放すのはもったいない』と感じますよね。その気持ちは自然です。
ただ、着けないまま引き出しにしまっておくと、電池が切れた時計は液漏れのおそれが出てきます。日本時計協会は、止まった時計を長く放っておかないよう呼びかけています。
電池を替えてから売った方が高くなる?
替えてから売る必要はありません。なんぼやは公式FAQで、電池切れの時計は「電池交換はせず、そのままお持ちください」と案内しています。
理由は、専属の時計技師が自社で電池交換などをするので、そのまま持ち込む方がお得だから、と説明しています。ブランドリバリューも、電池交換をしていない時計でも買取ができ、そのままの状態で持ち込んだ方がお得だと案内しています(公式サイトの2026年9〜10月時点の案内)。
つまり、売るかもしれない時計に、先に数千円から1万円を超える交換代をかけなくてもいいんです。
もちろん、贈り物や記念の時計で、手元に置いておきたい場合もありますよね。その時は無理に手放さず、使う時に備えて電池だけ替えておく、という選び方で大丈夫です。
PR|ブランドリバリュー(時計の買取)
使っていない時計は、電池交換の前に査定額も聞いてみる
電池が切れて止まったままの時計も、電池交換をしないままで査定を受けられます。宅配・出張・店頭のほか、写真を送るLINE査定もあるので、交換代をかけるかどうかは金額を聞いてから決めて大丈夫です。
査定料無料ブランドリバリューで時計の査定額を確認する買取の条件・方法は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
査定から決めるまでの流れ
ブランドリバリューは、電話査定やLINE査定のほか、宅配買取・出張買取・店頭買取を案内しています。査定額に納得できなければキャンセルできる、とも書いています(2026年9〜10月時点の公式の案内)。
- 時計の写真を撮り、ブランド名とモデル、付属品の有無を控える
- LINE査定や電話査定で、止まったままの状態で査定額を聞く
- 着け続ける場合の交換代(公式窓口と街の時計店)を調べる
- 査定額と交換代、この先着けるかを並べて決める
- 売るなら本人確認書類を用意し、直すなら頼み先に予約や問い合わせをする
箱や保証書が見つからなくても、あきらめなくて大丈夫です。なんぼやもブランドリバリューも、付属品がなくても買取できると案内しています。
ただ、付属品があると買取額が上がる場合がある、とも書かれています。探して出てくるなら、一緒に出しておきましょう。
- 時計本体(止まったままでよい)
- 箱、保証書、ギャランティーカード、余りコマ
- 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類
- 買った時期やお店が分かるメモ
本人確認は、古物営業法で買取店に求められている手続きです。手放す前の流れは電池交換するか売るかの記事で、買取店の選び方は時計買取のおすすめ3社の比較で詳しく紹介しています。

よくある質問
ブランド時計の電池交換は、どこに頼むのが安いですか?
公式で確認できた範囲では、街の時計店や郵送の店が公式窓口より低い料金から受けています。ただ、防水検査を含むかどうかで料金の意味が変わるので、同じ条件で比べてみてください。
高級時計の電池交換を、街の時計店に出しても大丈夫ですか?
ブランド時計を受けている店はたくさんあります。メーカーは正規の窓口や純正の電池、防水検査をすすめているので、水に触れる使い方なら防水検査まで頼める所を選ぶと安心です。
正規店で電池交換すると、何日くらいかかりますか?
ブランドで違います。カルティエは即時か最低2週間(ブティックによる)、セイコーは防水検査が必要な時計で2週間程度と案内しています。
保証書や箱が無くても、ブランド時計の電池交換は頼めますか?
受けている店があります。ビックカメラは、他店やネットで買った時計も、保証書や箱が無くても持ち込んでよいと案内しています(公式サイトの案内・2026年10月時点)。
止まったブランド時計は、電池を替えてから売った方がいいですか?
替えなくて大丈夫です。なんぼやは電池交換をせずにそのまま持ち込むよう公式FAQで案内していて、ブランドリバリューも同じ考え方を案内しています。
まとめ
- 先に、電池式の時計か、保証期間の中か、この先も着けるかを見ておく
- 公式窓口の料金は防水テストや点検込みで、街の時計店より高めになりやすい
- 公式の料金が出ていないブランドは、正規店と時計店に同じ条件で電話して比べる
- 高級時計は、防水の扱いと、もしもの時の補償まで見て頼み先を選ぶ
- 着けない時計は、交換代をかける前に止まったままで査定額を聞いてみる
電池交換の全体の流れは、時計の電池交換ガイドで紹介しています。







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